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渡英もうすぐ5年

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5年、と書くともうびっくりしますね。感覚的にはまだ数年前来た感じですから、こんな感じであっという間に10年経ってしまうのだなと思うと、妙にあせりだしたり。以前は出会った人にこちらに来て何年ですか?と聞いて10年、と聞くとすごいなあ、、とびっくりしたものですが、今ではどれだけあっという間にたっちゃうか想像がつくし、渡英当時10年とか12年とか言ってた人たちが20年とかに近付いているわけなので、普通のことのようになってきました。

この5年で、又自分の頭の中で起こっている事、考えている事が随分と変わりました。知り合いたての頃はあばたもえくぼで何でも良く見えて、将来の不安などみじんも見えずにただ好きで楽しくて、みたいな若いカップルのようなもので、以前住んでいたとはいえ、10年ぶりに住むイギリス、住みはじめのころは何でも新鮮で一年目は長くて寒くて暗い冬の間でも楽しくてあっという間に感じたのを思い出します。日本にはそりゃあ40年住んでたわけだから(途中の海外生活はおいといて)アラは目につくし、気になる事も増えるわけです。

日本で自分が情熱を燃やしていた事、心配で仕方が無かった事、ストレスに感じていた事、どうしてもやってみたいことや、怒っていた事など、3年目を過ぎるころから、思い出せなくなるほど変わっていて、5年経とうとしている今昔の自分を思い出すと、世界がきっと広がり過ぎて、いろんな事が気になり過ぎて、基準が高くなりすぎて、欲しいものが増えすぎて、心配事も見え過ぎて、子どもたちが小さければ小さいほど、守らなくちゃと言う気持ちが強くて、辛かったんだろうと思う。世界が広がり過ぎることは、とても素晴らしい事でもあり、辛いことでもあるのだな。

それがどんなに小さな確率でも、入ってくる情報に対し「もしかしたら」という要素が自分の判断の中にあれば、まだ幼い子供たちを守るためにストイックになることが逆に自分を楽にしているような。それが子どもたちの成長と共に、どんどんなくなっていくから、これはきっとどこに住んでても変化があったのでしょうね。

住む場所を変えること、特にそれは以前住んでいた場所から違えば違うほど、いいことなのか悪いことなのかわからないけれど、自分の視野がまた、ぐーんと狭くなる。狭い中でも新たな発見とか、驚きが小さな子供に戻ったかのように増えるからなのでしょう。狭い世界で以前に比べたらとんでもなく平坦平凡で、今居る場所での問題にも、自分が置かれている立場にすら何の疑問もない毎日。だけどそれも、2-3年目くらいからまたかわってきて、今5年という節目に立った今は又一度、全てまたリセットされて一度また振り出しに戻ったような。だから色々葛藤が起こるのだと思う。きっとみんな(渡英10年以上の方々)通って来たんじゃないかな、と勝手に想像している。

だけどヨーロッパの国で、一人のアジア人女性、という立場で暮らす毎日で、リセットされたとはいえかつての自分とは全然違う私がまたここでクリエイトされてきたわけで、普通に、毎日温かい家の中で、家族と笑って毎日ご飯を食べて、寝て、子どもたちはぐんぐん育ってくれていて、、ふつーに暮らしていくことの有り難さ、以前にも増して感じる日々ではあります。年を取っただけなのかな。

こうして又、次の5年経ったとき、何を思っているんだろう。何をしているんだろう私。どこに居るんだろう、等々興味がありますが、この節目で今感じていることを何だか書き残したくなって久しぶりにブログ更新したのでした。庭ではマグノリアのてっぺんのつぼみだけ、もう咲きそうなのが一個だけ。見てるとまだまだ寒いのに、又一つ、冬を越したのだわ~、なんて感傷的になったり。春はもうすぐですね。
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by veggies_punk | 2016-03-06 19:11 | Diary | Comments(0)
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